じっくり味わいながら練習

2021年11月16日火曜日

ショパン ノクターン バッハ ピアノ 響き 分散和音 遊び弾き

t f B! P L

発表会で弾く曲(ショパンのノクターン2曲)が決定したのが9月7日頃でした。

この頃にノクターン16番の練習を本格的に始めて

今、3か月目に入ったところです。

14番は確かもっと早く、8月に入った頃には練習を始めていたと思います。

さすがに、この2曲ばかり弾いていては飽きてくるので

(曲の長さにもよりますが、私は3~4か月経つと飽きてくるようです)

途中でバッハの曲を弾いたりしていたわけですが・・・

あと1ヵ月で発表会なので、今はこの2曲に集中して取り組んでいます。

でも遊び弾きでバッハは弾いてます(^^;)



私の場合の練習(ある程度曲が仕上がってきてからの練習)になるのですが

どちらの曲も、左手だけの練習に力を入れます。

ただ弾くだけではなく、ひとつひとつの音の性質とか

和音の響きや性格、じっくり味わいながら弾いて、そして聴いて

ここは柔らかい響きだな、この音はこの音に繋がっているから抜いてはいけないんだな、とか

地道な作業ですが、感じながらゆっくりゆっくり進めているといった感じです。

こういった作業、昔は嫌いだったのですが、なぜか最近好きになってきました。

レッスンの時に、先生から「こういうことは教えてできるものではないので」

と言われることがあるのですが(^^;)

そういう感覚的なものは、自分で感じて探していくしかないのでしょうね。

それで、ここ2日間はこういう練習ばかりやっていたのですが

今日、2曲とも通して弾いたところ、明らかに前より弾きやすくなっていました。

勘違いかもしれませんが( ̄▽ ̄;)



ノクターン16番は、弾いている全ての音が耳に届いていて、

今まで先生からよく言われていた左手メロディーの消えそうになっていた音が

消えることなく・・・というより

聴かせたいと思って自然に弾けるようになってきました。

これは勘違いではありません(‘◇’)

昔からピアノの練習をする時に、

スタッカートと指示があるからスタッカートする。

アクセントがあるからアクセントを付ける。

クレッシェンドと書いてあるから段々大きくする等・・・

楽譜上に書かれてあるから、こうするという弾き方をしていましたが( ̄▽ ̄;)

今は少しずつ、この曲のここのスタッカートは切るのではなく強調するのかな?

アクセントも、ここは強くじゃなく大切に弾くのだな。

クレッシェンドも、この場合は大きくするのではなく弱くしてはいけない意味なんだな、等

曲の解釈によって違うことも今更ながら理解できるようになりました。



じっくり味わいながらの練習を14番もやってみると、今度は中間部がしっくりいくようになってきました。

レッスンで先生から指示された通りに弾くと上手く弾けるのが理想なのですが

そうもいかないところもあり・・・

ここはもっとこう弾いたほうがいいんじゃないのかなと私なりに思うところもあるので、

次回のレッスンで質問してみようと思います。


こうやって、じっくり味わいながら練習していくうちに

自然と暗譜も確実なものになっていくように感じます。

じっくり練習すること、大切ですね。

それではまた👋

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※以下、この記事にいただいたコメントです。

どんぴょん様より
りんごさん、こんにちは!
ある程度弾けるようになってからの、左手に特化した練習、今の私にも必要なものだと改めて気付かさせていただきました!
ついつい両手で合わせようとしちゃって、結局左手の表現がなおざりになってしまっています。
また、記号があるからそうする、というのもまさに私の現状でした。アクセントがあるから強くしていたところを、先生に違うと言われて混乱していたのですが、今回のお話ですごく腑に落ちました。記号の意味だけで弾くのでなく、曲全体やフレーズからどうすべきか見極めてなければなりませんね。
私には難しいことですが、少しずつ考える練習もしていきたいと思いました(*^^*)
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Gari様より
りんごさん、深いわ〜。これは一歩上の領域ですね。楽譜に書いている指示の解釈はひととおりではないと言うことですね。先日のりんごさんの演奏を聞いて、あまりに出来上がっていて、これ以上上があるの?と思ったのですが、解釈を煮詰める作業に入っていらっしゃるんですね。ただただ尊敬です。わたしにもいつかそういう時代が来るのでしょうか。りんごさんは1日何時間くらい練習してるんですか?私もりんごさんと同じくひとつの曲は3〜4ヶ月経つと飽きてきます。ひととおり弾けるようになってから細かい修正を入れる段階が苦痛で、もういいんじゃないと思ってしまいます。だからいつも完成度低いまま終わりにしちゃうんですけどね。
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りんごより
どんぴょん への返信。

どんぴょんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪

記号があるからそうする、というのは私を含め多くの方がやっていると思います。
わたしも未だに、ついついやってしまいます(^^;)
弾けるようになると両手で合わせて何回か弾いて終わりっていうのも、よくやっていました💦
何度弾いても曲の仕上がりがイマイチだなあって思うとき、左手だけをじっくり練習してみるといいかもしれません。

バッハのインベンションの1番のトリル、わたしも春秋社だったのでシラシードーって弾いてましたよ!^^
ベートーヴェンのソナタも難しいけど頑張ってくださいヽ(^。^)ノ

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りんごより

Gari への返信。

Gariさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪

なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、まだ勉強中で出来ないことがたくさんあります(^▽^;)
わたしの練習時間として毎日2時間は確保しています。休憩を2回入れるので実際は1時間半くらいしか弾いてないかもしれません(^^;)
家族がいない時に休憩をいれて4時間くらい弾くこともありましたが、今は指の状態から中々厳しいので3時間が限度です。
忙しくて練習できない日も、30分程度は弾くようにしています。
曲が長く難しくなってくれば、もっと練習時間が必要でしょうね。

Gariさんも3~4か月経つと飽きてくるんですね。
ショパンの曲は譜読みして弾くだけなら楽しいのですが、そこから先が長いですよね(^^;)ホントにそこからが難しいです。
でも自分の目指す目標によって、そこそこ弾ければ次の曲にいってみるという楽しみ方でもいいような気がします。
人生楽しまなくちゃね、と思うことは多いです(^^;)

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自己紹介

自分の写真
1969年生まれ。4歳からオルガン教室、6歳でピアノを始める。約20年のブランクの後42歳でピアノを再開する。譜読みが好き。バッハ、ベートーヴェン、ショパンの曲が特に好きです。

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