ピアノ発表会の嫌な思い出

2020年10月13日火曜日

ショパンバラード2番 ピアノ ピアノ発表会 嫌な思い出

t f B! P L


数年前のピアノの発表会でのこと。

私の弾く曲は、ショパンのバラード2番。暗譜で弾くことになっていた。

緊張はしていたが、自分なりに練習したし、なんとかなるだろうと思っていた。

自分の出番が近づいたので舞台袖に行くと、他の出演者さんから曲について話しかけられ、私も何か答えていたような記憶がある。

いよいよ私の番になった。歩いてお辞儀をして椅子に座る。

深呼吸して弾き始めたその時、なんと左手のメロディーがわからなくなったのだ。

もうただただ焦るばかりだった。

結局、自分で考えた音を適当に合わせて、また最初から弾きなおしてしまった。

弾き直すなんて絶対やってはいけないのに、やってしまった。

それからは「なんで、あんなことになったんだろうか」と悩み、帰宅してから真っ先にピアノの前に座り、バラード2番を弾いてみた。そうすると弾けた。

気分はどん底だった^^;

でも、これって「暗譜したつもりになっていた」ってこと。

それからというものの、練習する時は、左手の暗譜を重点的にして、どの小節からでも弾けるように努力している。不安なところは五線譜に書いてみたり、部分部分録音してみたりと、いろいろ試している。

暗譜は本当に甘くみてはいけないなと思った。

自己紹介

自分の写真
1969年生まれ。4歳からオルガン教室、6歳でピアノを始める。約20年のブランクの後42歳でピアノを再開する。譜読みが好き。バッハ、ベートーヴェン、ショパンの曲が特に好きです。

このブログを検索

カリンバに癒されて

カリンバに癒されて
もうひとつのブログです。
にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ

コメント

QooQ